開始は、悲壮な覚悟でした
このコラムを書き始めてもう2年半近くになりました。早いものです。振り返れば、書き始める時には覚悟を決めて一種悲壮な決意でした。自分の患者さんやこの街の方々へのお礼と最後の御奉公だと心に決め、どこまで続けられるか分からないが、とにかく皆さんのお役にたてればとの決意で始めたコラムでした。
投稿は、今では生活の一部に
毎週書いて投稿を繰り返すのは相当の負担ではありましたが、今ではこのリズムが私の生活の一部に組み込まれてしまいました。患者さんを診察するのと変わらない規則的な日常になってます。
私が最初に考えていたような主要なテーマはほとんど書いてしまいました。しかし面白いもので書き続けていますと、新しいテーマの着想が自然に思いついてくるものですね。作家の先生はこんなコラムとは全く違う仕事だと思いますが、やはり書き続けることが次のテーマの肥料になるのでしょうか。お蔭で何とかまだ書き続けて行けるようです。繰り返し言ってますが、いつまで続けられるのか本当に自分でもわかりません。ある時突然に書けなくなるのかもしれません。まったく想像できません。
「ファン」といえる方々が、増えています
ネット世界の進化は驚異的なスピードで進んでいるようです。私が付いていけるようなレベルではありませんから、ネット社会の先端を走ろうなどとはもとより考えていませんが、その恩恵にはチャッカリ与かっています。
このホームページも訪問する方々の数がある程度分かるようになりました。つい最近分かったのですが、このホームページを繰り返し訪れる方々(リピーターといってます)で、相当に多くの回数を繰り返した方が今年は増え続けているようです。その繰り返し回数の多さから、失礼ながら、このグループの方々を「ファン」と申し上げてもよろしいのでしょうか。
多くの方々のお役にたてて、励まされます
長くて分かりにくくて難しい心臓病のお話を、一度でも訪れて読んで下さるのはうれしいことです。それを何度も何度も繰り返して私の新しいコラムを次々と読んで下さる方々が増え続けていることは、書いている私にとって大変な励みになります。どこのどなたがそのように読んで下さるのか知る由もありません。全国の見えない多くの熱心な読者に向かって私が何がしかのお役に立てていると感じられるのは、患者さんを治せて感謝された時ほどではありませんが、誠に心が明るくなることです。人様のお役にたてることはうれしいことです。
全国の多くの熱心な読者の方々から明るい心と希望を頂き、次のテーマの構想を練りながら、今晩も好きな日本酒の晩酌をちびりちびりとやっています。