当院ホームページの記事が多くなり、どこにどんな記事があるのか見つけるのが難しくなってきました。見つけられなければないも同然です。出来るだけ多くの人が読める機会を作りたいと思います。
どうすれば読みたい記事を見つけられるか様々な工夫をしてきたのですが十分ではありません。気にしてはいるのですが、なかなかよい考えが見つかりません。
「特集」と「タグ」
一つの解決方法が「特集」でした。作った最初の頃はあまり利用する読者がいなくて、アイデアとして失敗だったかなと思ったものでした。しかし最近ではこの特集を利用して関心のある記事を見つける方が非常に増えました。今になってこの設定は効果があったと思います。
柳の下に二匹目のドジョウを狙って「タグ 」も設定しました。タグは特集と少し見方を変えた検索キーワードにしましたが、似たような使い方ですからあまり個性的ではありません。何時までたっても特集の補完的な使われ方に止まっているようです。
特集からタグへ統一?
特集は記事をそこに組み込むために自分で作業しなければならない負担があります。タグはその点で非常に簡単です。タグのキーワードをポチッと付ければいいだけで負担はゼロです。
特集は記事の要約を付けたり組み込む順番の場所を考えたりして、タグよりも作者の考えの個性が出て、読者には分かりやすく興味深く感じるのかも知れません。
しかし私の作業負担を考えると特集を徐々に止めてタグに統一する方が楽です。一方、特集の方が圧倒的に利用されている現実があります。この利用頻度を考えると手間をかけても特集を中心に記事の探索方法を提供しなければならないのだろうかと想像しています。
特集のテーマを増やす?
特集のテーマを増やして特集を細分化した方がもっと使いやすくなるかも知れません。しかし細分化し過ぎれば一つの特集に組み込む記事が少なくなるのと、読者が目的の記事にたどり着くのにいくつもの特集を見なければならない欠点も出て来るでしょう。
特集のテーマ細分化は長短があり、テーマの数はそのバランスで決めなければならないと思います。
心臓病記事のハブ・ページ 「Web 心臓病」
心臓病の記事が多くなりました。心臓病関連の記事を読む方が多いので、この関係記事を分かりやすくガイドする必要が出てきました。「Web 心臓病:症状からわかる心臓病」をその中心のハブ・ページに設定しました。
当院発の全ての心臓病記事が簡単に見つかるようここで入口のインデックスを多数配置しました。心臓病記事だけを読んだり探したりしたいならここを見れば便利だと思います。
高血圧記事のハブ・ページ 「Web 高血圧」
心臓病関係記事の中心となるハブ・ページが「Web 心臓病」です。これに対応した高血圧関連記事のハブ・ページを作成しました。「Web 高血圧」です。
高血圧記事の読者が増えてきましたので、「Web 心臓病」のような高血圧版が必要になりました。記事の数は心臓病ほどではありませんが、コラムもかなりになりました。このページで高血圧関係の記事の全体を概観出来るように作りました。。
「Webコラム:心臓病」と「Webコラム:高血圧」に分割
これまでは心臓病と高血圧のコラム検索の入口は「Webコラム:心臓病と高血圧」を使っていました。しかし記事と読者の増加からこれを「Webコラム:心臓病」と「Webコラム:高血圧」に分割しました。
心臓病と高血圧は密接に関係していますので、私は両者を一体として読者に提示する方が良いと考えてきました。しかし高血圧だけに関心がある読者が多くなっていますので、思い切って高血圧と心臓病を分離しました。
分離した方が高血圧に関心のある読者には分かりやすくなったかも知れません。しかし私としては心臓病の全ての人に、是非この高血圧コラムも読んでもらいたいと思います。心臓に大きな悪い影響を与えるにもかかわらず、一見無症状なので「サイレントキラー」と言われている高血圧の本質をよく理解してもらいたいからです。
「トップページ」と「サイト内のご案内」、大幅な改訂
最近、「トップページ」と「サイト内のご案内」の両方に大幅な手を入れて改良しました。当クリニック・ホームページ全体の特徴、記事の構成・内容が随分と分かりやすく整理できたかなと思います。
「トップページ」は当院の医療機関としての特徴をザックリと把握できるように構成したつもりです。「サイト内のご案内」は当サイトにはどんな記事があるのか、その全体像をビジュアルにお知らせするのが目的です。
その他、個性的な検索ページの設定
最新コラム集はカテゴリー毎に最新コラム10編を画像なしでコンパクトにリスト表示しました。サイトマップは全ての記事をタイトル一行だけで列記網羅したページで、ランキングは2~3ヶ月間の総閲覧数で人気のあるトップ12記事です。定期的に更新しています。
Webコラム:ホームはコラムを最新投稿から順に一覧表示したページ、Webコラム:保存庫 Archiveは過去投稿した全コラムを見やすい一覧で表示したページです。スマホで見ればどちらも差がなく同じ様に見えるかも知れません。
院長室からは院長の随想や個人的な意見を集めました。「けやき坂コラム」の記事テーマを基本軸にしたページです。院長セレクションは読者に人気のあるなしにかかわらず、全記事の中から院長が個人的な基準で読者にお勧めしたいコラムを選びました。
佳子先生のデザートコラムでは、そのコラム全体像が概観できる見て美味しいコラムが使いやすい検索ページでしょう。超!美味礼讃はそれまでの全デザートから、佳子先生が特別優れていると思ったデザートだけを厳選したページとして制作しました。選択されたデザートはわずかです。
読者が目的の記事を探すのに便利なように各検索ページには特徴を持たせてあります。目的によって一番使いやすい検索方法を利用できればと思います。
現在は「特集」が、群を抜いて最も頻繁に利用されています。
パソコン画面重視のレイアウト
当院サイトはパソコン画面で編集と作成をしています。パソコン画面で見た時にバランスが良くなるように作られています。スマホで利用される方が多いのですが、スマホではパソコン画面と違った印象を持たれるかも知れません。検索ページなど、コラム記事以外はパソコン画面でご覧になるのをお薦めします。
この様に、当院ホームページは水面下でいろんな工夫を続けております。心臓病や高血圧に関心のある全国の読者に少しでも使いやすくお役に立てればと思い、診療の合間の時間を縫って作業をしています。
・・・ この記事は、<閑中余話> で投稿しました。