表紙
口絵=ジギタリスの挿絵
はじめに
謝辞
英文要約
1.序論
2.心筋の力-長さ関係
3.円筒モデル
3.1 円筒モデルの構築
3.2 様々な収縮末期関係の近似的直線性
3.3 肥大心における収縮性指標間の乖離
3.4 円筒モデルの限界
4.活性連結橋モデル
4.1 活性部位の出現
4.2 心筋発生張力の基本方程式
4.3 cAMPの役割
4.4 活性連結橋モデルの限界
5.心筋の力-長さ-時間関係
5.1 心筋力ー長さ関係の直線性と非直線性
5.2 EcとLoの臨床的意味
5.3 種々の条件下のEcとLo
5.4 コンダクタンスカテーテルでのE cとLo
5.5 心不全のEcとLo
5.6 局所的心筋虚血と再潅流後のEcとLo
5.7 イヌ高血圧性心筋症のEcとLo
6.左室の圧-容積-時間関係
6.1 モデルによる左室圧-容積-時間関係
6.2 左室収縮末期圧-容積関係
6.3 収縮末期圧-容積関係の限界
7.心筋収縮時間
7.1 Systolic Time Intervals
7.2 モデルによるSystolic Time Intervals
7.3 PEP/LVET
8.連結橋活性化速度定数(Kac)
8.1 心臓交感神経活動とKac
8.1 心臓交感神経活動とKac
8.2 心室ペーシングにおけるKac
8.3 心不全におけるKac
8.4 SLEにおけるKac
8.5 Kacの限界
9.心筋短縮速度
9.1 Vmaxと連結橋
9.2 心筋短縮速度方程式
9.3 VmaxとFmax
9.4 Hillの方程式
10.連結橋回転エネルギ-
10.1 連結橋の「エネルギー張力変換比率(f/eA)」
10.2 Um-Fp関係,Um-PVA関係,Um-FTI関係の傾きとf/eAとの関係
10.3 心筋収縮様式と連結橋回転エネルギー
10.4 心筋のFenn効果
10.5 catecholamine,低温,甲状腺機能低下
10.6 心筋酸素消費量の臨床的予測指標
10.7 この章のまとめ
11.慢性心不全の心臓治療
11.1 連結橋の「エネルギー張力変換比率」とmyosin ATPase活性
11.2 慢性心不全に対する心臓治療仮説
11.3 慢性不全心の薬剤治療仮説
11.4 ジギタリスとACE阻害剤の併用
11.5 PDE阻害剤,ジギタリス,ACE阻害剤の併用
11.6 Ca感受性増強薬
11.7 Ca感受性増強薬,ジギタリス,ACE阻害剤の併用
11.8 心臓治療仮説の優先順位
11.9 心臓治療仮説の限界
12.仮説のまとめ
13.参考文献
14.図説
15.表