●慎重で、注意深く

「この程度のことで騒ぐのは大袈裟だ。放っておけば治る」と我慢強いなら心臓病の早期発見は無理でしょう。

どんな病気でもそうですが、病気が重くなれば症状も強く激しくなりますから誰も大変な病気だと気づき病院に行くでしょう。

しかしそれでは病気は既に相当進行し場合によっては手遅れかも知れません。不幸にして病気になったなら出来るだけ早く発見し健康な体に戻したいのが本心だと思います。

進行した心臓病であればその発見や診断はそれ程難しくありません。しかし心臓病を早期発見するなら、まず慎重で注意深くなければなりません。

●症状の予備知識を学ぶ

心臓病の早期症状は軽いために多くの人はうっかり見過ごしてしまいます。「心臓病の症状か？」と疑うには、早期症状の予備知識が必須となるのです。

心筋梗塞になった人に「なる前に何か気になる症状はありませんでしたか？」と聞くと「何もなかった。いきなりだった」と話す人が多いそうです。

しかし「こんな症状はありませんでしたか？」と誘導して問えば、「あれが前兆症状だとは思わなかった。知っていれば・・」と悔やむでしょう。

心臓病は見逃したり甘く見て手遅れになると死に直結する可能性があります。早期発見のために初期症状を理解して下さい。知ると知らぬではその後に大差がつくでしょう。

３５歳を過ぎれば心臓病発症の可能性が上がり始めます。そこ年齢になったら、自分を守るために心臓病の初期症状は必須の知識として理解しておくことをお勧めします。